『BRAND ブランド「自分の価値」を見つける48の心得』
皆さんこんにちは!
大村幸輝です。
新年度が始まり早一ヶ月が経ちましたね。
バタバタと毎日を過ごしていく中で、先日、教室後に子どもたちとこんな話をしました。
先生 :「いつも何時に起きてるの?」
子ども :「学校のない日は、5時に起きて好きな事をやってるよ!」
先生 :「凄いね!何時に寝るの?」
子ども : 「夜は勉強して、22時か23時くらい!」
帰宅途中、その会話を思い出しながら
『子どもたちの明るさとか熱量とか行動力って本当にすごいなぁ。子どもたちに負けないくらい自分も元気に楽しまないと!』と改めて感じました!
子どもたちから学べる事って本当にたくさんありますね!自分も、子どもたちと同じように共に成長していきたいです!
さて、今回選んだ本は『BRAND ブランド「自分の価値」を見つける48の心得』という本です。
この本を選んだ理由としては、前年度退職された中村先生が、スタッフに残してくれたメッセージの中で、「カートで働いてきて、自分の価値や強みを見つけることが出来ました!」と言われていたのがすごく印象に残っていて、これだ!と思いこの本を手に取りました。
自分の強みや、自己理解を深めることの出来る内容がたくさん書かれていたので、いくつか紹介していきます!
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①「世のため人のため」という、本来持つべきミッションがあり、実現するために愚直に行動をすることで、その志が外見に滲み出して現れてくるものが、私の考える『ブランド』です。
まず、自分のミッション(使命や役割)について考えてみました。
・『また行きたい!』と思ってもらえるような暖かい環境づくり。
・『あの体操教室に通って良かったなぁ』と人生の思い出に残る教室づくり。
自分の価値を具体的なものにするために、自分のミッションをきちんと認識して持つことが大切だなと感じました。
テーマで子どもたちに伝えていることと同じように、目標や目的が曖昧だと、どこに向かって頑張っているのかが分からなくなります。先生たちも同じで、もちろん全力で頑張れるけど、自分の目指すものや志がきちんと定まっていないと、より良い教室や自分の価値を見つけることには辿り着けないなと思いました。
その日の掃除や教室プログラムなど、自分の掲げているミッションはもちろん、子どもたちの笑顔も想像しながら日々取り組んでいます!
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②人々に与えた「感動の面積」を増やす。
横軸を「感動させた人の人数」
縦軸を「ひとりあたりに与えた感動の量」
自分たちは常に、一人一人に向き合う中で、より多くの方に感動を与える事を考えないといけません。横軸だけ、縦軸だけ伸ばしても、結果的に全体の「感動の面積」は小さくなります。
自然と笑顔になるような、楽しくて明るい雰囲気や空気感をつくれているか。
先生たちの全力で楽しむ姿勢や取り組みが、子どもたちや保護者の方々をプラスに巻き込んでいきます。
そして、クラブでは「10人の子どもを指導していれば、当然10通りのプログラムがあるはず」と言われています。子どもたちの能力によって、鉄棒や跳び箱の高さを変える事が『出来た!』に繋がるかもしれませんし、元々準備していたプログラムに縛られず、現場で判断して、急遽変更する事も多々あります。
別の要因に振り回されず、根底に『個々に向き合い、寄り添う姿勢』を大切に持っていたいなと改めて感じました。
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③どんな言葉で「タグ付け」されているか考えよ
自らを会社外名で「〇〇の✖✖さん」とタグ付けされるような、〇〇の部分が必要です。
こんな事は考えたこともなかったなと感じたと同時に、どんな仕事をするにも大切な考え方だと感じました。
「子どもたちの可能性を広げる」など、クラブ自体の「タグ付け」ももちろん必要だと思います。
その中でも、「米田功体操クラブの幸輝先生」ではなく、「〇〇の幸輝先生」といった、個のタグ付けが、その人のブランド(価値)になっていきます。
「いつも明るいですね!」や「笑顔が素敵ですね!」などの言葉を耳にすることもあるので、そういった言葉が当てはまっているのかなと思います。自分で言っていて、少し恥ずかしくもありますが(笑)
でも、「どんな風に見られているかな?」を常に意識していくことは、すごく大切だと感じます。
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④誰にでも平等に関心を持ちなさい
「愛情の反対は憎しみではなく、無関心です」
-マザーテレサ-
米田功体操クラブでは、教室で毎回10のテーマを伝えています。
1のテーマは『あいさつをする』ですが、先日、こんな言葉を子どもたちから聞きました。
先生 : 「あいさつする時、どんな事を大切にしてる?」
子ども : 「自分からあいさつすること!」
この文章を読んだ時に、その時をふと思い出しましたが、正直、自分から進んで挨拶する事の方が少なかったなと思い反省しました。
本当に、子どもたちから学ぶ事はたくさんありますね。
「関心を持つ」=「子どもたちに寄り添う」
「関心を持つ」=「愛情を育むきっかけ」
子どもたちが、どうすればより上達するか、どうすれば教室にいち早く馴染めるか。
教室外でも同様、自分の事でいっぱいになる事はたくさんありますが、こうした小さな事の積み重ねが、大きなブランド(価値)になっていくのかなと思います。
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最後に、この本の中で素敵だなと感じた言葉があります。それは、
"本当は誰もが、「世界にひとつだけの花」なのです。" という言葉です。
気づかないうちに、SMAPさんの「世界に一つだけの花」を口ずさんでいましたが(笑)
みんなと同じじゃないといけない!なんてないですし、もちろん目標とするものがあって良いと思いますが、他人と比較して自分を落とす事は良くないです。自分もよくありましたが、自信が無くなったり、落ち込んだり…。
でも、自分の価値や強みをしっかり理解しておくと、何事にも振り回される事なく、自分自身を発揮できて、そこを素敵だと思ってくれる人が増えていくと思います。
米田功体操クラブのスタッフはみんな、お互いを支え合える優しい心を持ち、そして個性の強い先生たちがたくさんいます。
自分自身が自分の価値を理解して、そして相手の価値を理解して、みんなで全体の価値を高めていきたいです!
大村幸輝