こんにちは。亘先生です。
暑い日が続いていますが、子どもたちが汗いっぱいでキラキラな表情を見せてくれるので、暑さなんか忘れて夢中で駆け回ることができています。
さらに、私事ですが9月の大会に向けて、精一杯汗を流しています。
子どもたちの元気に負けずに夏を乗り越えたいと思います!
さて,今回私は【仕事は楽しいかね?】という本を読みました。
本屋にて
どんな本を読もうかな、、、
面白そうな本は無いかな、、、
店内を歩き周りふと目に止まった
『仕事は楽しいかね?』
「YES!」と頭の中で答えながら手に取りました。
ストーリーとしては
大雪のため閉鎖された空港内で一泊しないといけなくなった主人公が、偶然出会った老人(起業家)から、人生や仕事での成功のチャンスの掴み方講座を受ける
というような内容です。
この老人の台詞からいくつか印象的なものをご紹介します。
【明日は今日と違う自分になる】
「人生は進化だ。進化の素晴らしいところは、最終的にどこに行き着くか全くわからないところだ。」
→
何かを成し遂げた人や、新しい商品を開発した人たちも、誰もが始めから目標や成果を目指して何かに挑戦していたわけではない。
何気ない行動や日常から、思いがけないところでヒントを得ることがある。
自分が毎日、昨日と違う自分でいようとしていれば、思いがけないヒントを掴み取れる可能性を高める。
ざっくりとですがこのような内容のお話でした。
毎日、自分をアップデート(前進)するのは難しいことだと思います。
ですが、無理に前進しなくとも、横に一歩ずれてみれば違う自分にはなれると思います。
あっという間に過ぎていく日々の中で、少しでも自分自身に変化を要求しながら過ごしてみたいと思います。
幸いなことに、毎日の中でたくさんの子どもたちと教室をしていると、毎日同じ練習内容を行おうとしても、関わる子どもたちによって反応や成果が違うことが多々あります。
それこそ「意図していなかった部分で、思わぬ運動のアプローチができてしまった!」という発見をすることもあります。
このような毎日の差を自分自身の変化(進化)に繋げていきたいと思います。
【完璧とは、ダメになる過程の第一段階】
「あるコンサートで努力に努力を重ねて完璧な演奏ができたとします。そしたら更に努力を重ねて、翌日にはさらに素晴らしい演奏をするんです。」
→
ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、それ以上は良くならず、ライバルに抜かれるのを待つだけになる。
「停滞は退化だ」という言葉を聞いたことがありますが、同じことかと思います。
先ほどの「人生は進化」という内容とも似てきます。
先生同士での教室の振り返りで、やりたかった内容がうまくいかなかったことの改善案を話し合うことは自然に起きます。
しかし、うまくいった時にこそ「更によくするには?」の問いかけが必要だと思いました。
【あるべき状態より、良くあること】
ディズニー『白雪姫』の1シーンにて
白雪姫が井戸の水を覗く
→水中からのアングルで白雪姫の顔が見える
→波打つ水面に映る顔を表現することが難しい(相当な手間)
→だけどやる
→それまでそのように描かれたことが無いことだから
シンプルに『最善を尽くす』ということかと思います。
「これ“で”良いだろう!」
ではなく
「これ“が”良いんだ!」
「こっちの方が良い!」
と自信を持って言える選択をするということ。
シンプルなことほど難しいことではありますが、子どもたちや保護者の皆さまにとって、少しでも良いと思っていただける教室づくりができるように気を引き締めたいと思います。
正直なところ、自分は『変化』よりも『安定』を求めてしまうタイプです。
ですが、『変化』することによる『進化』や、新しい気づきによる『楽しみ』が増えると思います。
「今日はどんな自分になれた?」
自分自身に問いかけながら、子どもたちと一緒に日々成長していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。