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スタッフブログ

2024.02.02
『新 自分を磨く方法』
こんにちは。亘先生です。

年が明けたと思っていたらあっという間にChallenger Cupの季節がやってきました。
1年前のスタッフブログでも書きましたが、自分はこのChallenger Cupが大好きです。
久しぶりに会える子や、初めましての子たちでも、たくさんの挑戦と笑顔、時には悔し涙、、、それも含めてたくさんの成長が見られることを毎年楽しみにしている一大イベントです。
演技を見ているだけで感極まって涙が出そうになるときもあります。

練習会も続いていくので、精一杯子どもたちのサポートをしていきたいと思います。



さて、今回私は『新 自分を磨く方法』という本を読みました。
事務所の本棚に並んでいて、そっと手にとってわずか20ページほどの内容で「もっと読みたい。。。」と興味をそそられ、こそっとお借りしてきました。
この本では自分の行動で自分の運命を良い方向へと向けていくための考え方が書かれていました。


▫️「自分は周りと違っていて劣ったアヒルだ」と思い込んでいたら、自分が本当はハクチョウであることを知らないまま、一生をアヒルで終えてしまうことになる。
自分にはまだまだ可能性があることを信じましょう。

▫️蓋をされた入れ物の中に入れられたノミは、蓋にぶつからないようにジャンプを繰り返すうちに、蓋が無くなっても本来のジャンプ力を発揮できなくなってしまうと言います。
自分自身の本来の力の何分の一かの位置に、蓋をしてしまっていないか?という問いかけです。


『思い込み』とは怖いもので、「不可能でしょ」、「人間の力ではこれが限界」と思い込まれていた記録なども、世界で誰か1人がその壁を突破すると、同じように壁を突破する人が続出していきます。
水泳や陸上など、タイムによる記録がわかりやすいのかと思います。
体操界でも「空中で2回転なんてとんでもない、、、」と言われていた技が『3回転』になっていたり、身体をピンと伸ばした『伸身宙返り』という姿勢で行われていたり、『縦回転をしながら横回転もしちゃう』などと、たくさんの常識を超えて進化を遂げています。
そんなふうに不可能と思われて誰もやっていなかった『新技』が発表されるたびに、その技の使い手がたくさん出てきます。
それまでも誰もが手を抜いていたわけではないのに、「不可能じゃないんだ。」と証明されるだけでできるようになっちゃうんです。

「できるなら最初からやってれば良かったのに、、、」
現役時代に自分自身に対しても感じたことがたくさんあります。

【新しいことは〜挑戦する〜】
テーマで伝えていますが、やってみないとわからないことが本当にたくさんあります。
『できる』か『できない』か?ではなく『やる』か『やらない』か。
『やる!』の選択から、新しい気付きを得るための勇気を持って行動していきたいと思います。
羽生結弦選手が挑戦した『4回転アクセル』や、大谷翔平選手の『二刀流』などもいつか当たり前の時代が来るかもしれませんね。



物事への目線を変えると評価が変わる
▫️ある建築現場で、3人の石切士に「何をしているの?」と質問をすると
A氏「生計を立てているのさ」
B氏「国で一番の石切の仕事をしてるのさ」
C氏「国で一番の大寺院を建てているのさ」
と、返答が違いました。

A氏『仕事』=給料をもらえる作業
B氏『仕事』=自分の専門技術を高める作業
C氏『仕事』=周りの人やチームの仲間に影響(希望)を与えられる作業
と、みているビジョンが違うというものです。

▫️半分まで水が入ったコップが置いてあります。
A氏「半分しかない」
B氏「半分も残っている」
捉え方と、口にする言葉を変えるだけで、ネガティブにもポジティブにもなり得ます。


どちらも、『石を切る仕事』、『コップ半分に水』という『事実』は一つですが、捉え方一つで人生が豊かになるか、損をした気分になるのか、自分次第ということです。
どうせなら良い方向に捉えていきたいですね。

特に石切士の例えで言うならば、私たちは『体操の技術を教えている』(B氏)ではなく、『子どもたちの可能性を広げている』(C氏)ということを改めて認識し、自信を持って取り組んでいきたいと思います。



完璧を目指さない
▫️とあるタイプライターが、「満足いく作品が作れなかった、、、」と編集者に『失敗作』を提出しました。しかし、世の中の評価は逆で一躍有名作家になりました。


どうしても完璧を目指したくなることはたくさんあります。
しかし、『思い込み』によって行動できない時の言い訳材料にもなります。

失敗しても良い。
完璧でなくても良い。
できることからやって、その後の結果や周りからの評価を受けて、更に良いものへと変化させていければ大丈夫。成功はその積み重ねの先にあります。

【失敗しても下を向かない】
テーマの中でも子どもたちにも伝えていきたいと思います。



この本を読んでみて、10個のテーマでも伝えていきたいと思える内容が盛りだくさんで、ポジティブ思考で毎日を過ごしていきたいと感じました。

自分自身の可能性を信じて!
子どもたちの可能性に負けないように!
自分磨きをしっかりしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。