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スタッフブログ

2024.03.14
『幸せな大人になれますか』
こんにちは!あゆむ先生です!

2月に入り本格的に寒くなってきましたね…
体調に気をつけて元気にこの冬を乗り越えましょう!

さて、今回私がご紹介させていただく本は、
『幸せな大人になれますか』という本です!
以前、書店に寄った際にぱっと目に入ったタイトルで思わず手に取ってしまいました。

皆さんは『幸せ』とはどういうことか考えたことはありますか?

『お金がある』『大切な人がいる』『熱中できることがある』『気の合う友人がたくさんいる』など幸せの感じ方は人それぞれあると思います。

この本では幸せとはどういうことか、幸せな人とそうでない人の特徴や幸せな人になれる方法などが紹介されていました。

まず幸せとはどういうことか。ですが、上にも書いたように幸せの感じ方は人それぞれだと思います。その中でも長く続く幸せとそうでない幸せがあると書かれていました。

たとえば、美味しいものを食べた時に感じる満足感やゲームで高い得点を取った時の爽快感など感情的な幸せは『ハピネス』と呼ばれあまり長続きはしません。
反対に、気持ちが落ち着いている。やる気やチャレンジ精神に溢れているなど身体面や精神面が幸せな状態のことを『ウェルビーイング』と言い、この幸せは長続きする幸せです。

そして、本書ではこのウェルビーイングが高い人が幸せな人の特徴として定義されていました。

ではどうすればこのウェルビーイングが高くなるのか。
本書でわかりやすく説明されていたので抜粋してご紹介させていただきます。

まず、ウェルビーイングには4つの心的因子があります。
①やってみよう因子
②ありがとう因子
③なんとかなる因子
④ありのまま因子

これらは『幸せの4つの因子』と呼ばれこれらを持っている人が幸せな人となります。

では、これらの因子を教室で子どもたちに伝えていくにはどうすれば良いのかを自分なりに考えてみました。

①やってみよう因子
□自分なりの夢や目標を持っている
□自分から何かをやろうと思える
□自己成長したいと考えている

など、自己実現と成長しようとする因子。

確かに人から言われてやるよりも自分からやってみたい!と感じたことの方が積極的に取り組めますよね!

体操教室でも同じで、ただ先生が言ったことをやるだけの教室は面白くないし積極的にはなれませんよね。
ですので、ただ一方的に先生が指示してそれをやるといった教室ではなく『ここはどうすれば良いと思う?』や『今度はこうやってみようか!』など子どもたち自身が考える機会をつくり、先生と子どもたちが一緒に楽しみ成長していけるような教室を展開することが大切だと感じました。

②ありがとう因子
□人の喜ぶ顔が見たいと思う
□周りの人や環境に感謝している
□他人に親切にしたいと思っている

など、つながりと感謝の因子。
①のやってみよう因子は自己実現や自己成長など、自分に向かう幸せですが、これは他者に向かう幸せで、人は自分が喜んでいる時よりも、自分が何かをしてあげたことで誰かが喜んでくれた時に幸福感を得る傾向があります!

何気ないことでも良いことをしたら心に余裕も生まれるし『ありがとう』と言われたらどこか嬉しい気持ちになりますよね!

また感謝だけではなく、人に挨拶をする人は、挨拶をしない人より幸福度が高いという研究結果もあり、これもありがとう因子の中に含まれます。

1回目のテーマにもあるように挨拶はとても大切なことです。
言うだけで相手も自分も幸せな気分になれるということをテーマの時に伝え、学校や家庭内、他の習い事など、教室以外の場所でも積極的にあいさつができる子どもたちになってほしいです!

③なんとかなる因子
□楽観的でポジティブに考える
□失敗を恐れずにチャレンジしようとする
□今はできないことがあっても、『いつかはできるようになる』と思える

など、前向きと楽観の因子で物事を前向きに、また楽観的に捉えることのできる人は幸福度が高い傾向があります!

テーマにも『プラスの言葉』や『失敗しても下を向かない』『最後まで諦めない』などこの因子につながることを伝えています!

また、子どもたちにこの因子を伝えるためには普段の言葉掛けの意識が大切だと感じました。
練習していく技が難しくなっていくにつれ、どうしてもできたことに目を向けがちになってしまいます。もちろんできたことを全力で喜ぶことも大事ですが、その過程に目を向けることも大切ですよね。
例えば失敗が続いている時に技に対する指導だけでなく、練習の最後に『今日もたくさん挑戦できたね!』や『最後まで諦めないで頑張れたね!』と一言伝えるだけでその子の自信やまたチャレンジしよう!という気持ちにつながっていくと思います!
そして次第に『失敗してもまた挑戦しよう!』『自分にはこんなに頑張れる力がある!』というように自然に物事を前向きに捉えられるような考え方が身についていけると良いですね!

④ありのままに因子
□自分のすることと、他人がすることをあまり比べない
□人の目を気にし過ぎない
□自分のペースを保つことができる

など、独立と自分らしさの因子。

他人と比べず、また他人の意見に左右され過ぎずに、自分らしくマイペースに生きている人は幸福度が高い傾向にあります!

この因子を高めるには好きな物事に集中することが良いと書いてありました。
確かに集中できれば自分のペースで進めていけますよね!しかし反対に集中していないとついまわりが気になってしまい、他人と比べて落ち込んでしまうこともありますよね…

教室に置き換えた時に、子どもたちがそれぞれ熱中できる目標を示してあげることと、その子の得意なところ(本人が自信を持っている部分)を見つけてあげることが大切だと感じました。
例えば、側転を練習中のA君とB君がいたとして、A君は、膝は曲がっているが1人で側転はできている。B君はまだ補助が必要だけど綺麗に膝が伸びた側転ができる。とした時にA君とB君で同じ練習をしたら、1人で側転をするのがまだ難しいB君は劣等感を持ってしまうかもしれません。
そうならないために、A君B君それぞれの課題に沿った練習をしていき頑張る部分を明確にしてあげたらそれぞれが集中して練習に取り組んでいけると考えられます。

また、A君B君それぞれに上手なところをはっきりと伝えながら課題の部分をアプローチしていければ①と③の因子を満たしながら練習していけるため自信をつけながら積極的に練習に取り組んでいけるとも考えられます。

なので、まずはそれぞれの得意なところと明確な目標を示していき、他の子と比べずに楽しく熱中できる教室を展開することが大切だと感じました!


以上の4つの因子を自分なりにまとめてみて、
教室を展開していくにあたり、意識的にこれらを子どもたちにアプローチしていければ、技術の向上だけでなく精神的にも大きく成長していけるなと感じました。

また、この4つの因子とカートウィールの特徴の一つでもある10個のテーマで重なる点が多くあり、改めてテーマで伝える内容の大切さを再認識できました!
いつもテーマを伝える際に子どもたちが真剣に耳を傾けてくれている姿をみて毎回嬉しい気持ちでテーマをお話しています!
これからも、子どもたちが大きくなっていっても『そういえばあの時あゆむ先生がこんなこと言っていたな〜…』と心に残り4つの因子が高められるようなテーマを伝えていこうと思います!

そして、これら4つの因子を意識して技術はもちろん、精神的にも成長していけるような教室を展開していけるように全力で頑張っていこうと思います!!



あゆむ先生