こんにちは。吉村美憂です。
今回スタッフブログを書くにあたって読んだ本は、「しあわせを生む小さな種」という本です。
"しあわせになりたい"と誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
どのような事をしあわせと思うかは人それぞれ違うと思います。
「しあわせは、たったひとつの大きなことではなくて、ささやかで小さなことの集まりではないか。」
「自分で選んだ種を、自分で蒔いて、水をあげて、栄養もあげて、大切に育てていく。それで始めて花が咲く。しあわせとはそういうものだ。」
この本の著者はこのように書いています。
自分にとってのしあわせや、関わっている方にとってのしあわせをもっと考えてみたいと思い、この本を読んでみました。
著者は、"人々の手にはすでにしあわせの種が握られている"とも書いています。
自分が持っているその種をどう育てて花を咲かせるかが自分のしあわせに繋がり、ときどきその花を摘んで、家族や友達に贈る、または花を全て摘んでしまうのではなくまた種になるまで育てて、その種を周りの大切な人に贈ることでしあわせが繋がっていくそうです。
私が一番しあわせを贈りたいと思うのは、やはり体操教室に通ってくれている子どもたちです。
では、体操教室に通ってくれている子どもたちに私が贈ることのできるしあわせとは何かを考えると、
♦︎新しい技ができるようになること
♦︎目標達成に近づいているという成長を感じさせてあげられること
♦︎一時間楽しく体操ができること
まだまだ考えれば出てくると思いますが、頭にすぐ浮かんできたのがこの3つでした。
まずはこの3つのしあわせを子どもたちに贈れるように頑張りたいと思います。
この3つのしあわせを贈るためには、
♦︎一人一人の課題となる部分に繋がる内容を考えて実行すること
♦︎少しでも変化が見えた時はそれを見逃さず、伝えてあげること
♦︎子どもたちの表情をよく観察し、どんな表情も見逃さないようにすること
上に挙げた項目を習得できれば、子どもたちに贈ってあげられるしあわせがどんどん増えていくのではないかと思いますし、私自身のしあわせにも繋がります。そして、教室を見てくださっている保護者の方、他の先生方にもしあわせが連鎖していってほしいです。
週に一回、一時間の体操教室で感じられるしあわせは日々の生活の中では些細なものかもしれませんが、その小さなしあわせが積み重なって、大きなしあわせになっていくと信じて、子どもたちの貴重な一時間を預けていただいているという責任を持ちながら、これからも良い教室作りに励み、今回挙げた3つのしあわせからどんどん種を増やして、より沢山の子どもたちにしあわせを贈っていきたいです。