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スタッフブログ

2021.07.22
『ゼロ秒思考』
こんにちは!長田瑞稀です。
私が今回ご紹介する本は「ゼロ秒思考」という本です。
この本は簡単に言うと「考える力」を鍛える方法が載っている本です。なぜ私がこの本を手に取ったのかというと、私は考えるというのが苦手で、一生懸命考えているつもりが実際は立ち止まっていたり、気になることがあると頭がうまく働かず、考えが中々深くならなかったりと、深く考えるどころか1歩も前に進まず、考え疲れてしまうことがよくあります。
もっと深く考える為にはどうしたら良いのだろうと悩んでいる時にこの本を見つけました。
まずは、この本のタイトルでもある「ゼロ秒思考」とは何か。
課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とその選択肢が浮かび、選択肢のメリット、デメリットがすぐ分かるようになる。問題の本質と全体像を押えた確実な対策が打てるようになる。そうした思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」です。
ゼロ秒とはすなわち、
瞬時に現状を認識し、
瞬時に課題を整理し、
瞬時に解決策を考え、
瞬時にどう動くべきか意思決定できる。
迷っている時間はゼロ、
思い悩んでいる時間はゼロ。
これが考える力の究極のレベル「ゼロ秒思考」です。

この本を読んで、印象に残ったものをご紹介したいと思います!

まず一つ目は「頭に浮かぶイメージ、感覚を言葉にする」です。
頭の中はもやもやしていることが多い。いろいろな言葉が浮かぶ。言葉にならない言葉が浮かんでは消える。それを頑張って言葉にしてみる。浮かんだ瞬間に言葉にしてみる。言葉にしみると言っても、頭で考えているだけだとふわふわしたままで明確にならないので紙に書出してみる。あれこれよからぬことが浮かんでも、かまわず書く。きれいにまとめようとせずに、そのまま言葉にして書き出していく。そうすると、全部はき出した後、不思議と前向きになれる。と書いてありました。

私は、もやもやしている事があっても、その問題を解決すること無く忘れてしまうことが多いです。それが解決されないまま溜まっていくので、数ヶ月に1度、気分が滅入ってしまう時期があります。
溜め込むのはダメだと分かっていても、はき出す言葉も出てこない。自分が何を思い何を感じているのか、うまく言葉にだせないのです。
なのでまずは自分の感情や考えていること、もやもやしていることはすぐに言葉にして書き出していくことから始めてみようと思います。

そして二つ目は、「ゼロ秒思考を身につける最短、最良の方法とは?」です。こわばった頭をほぐす格好の柔軟体操であり、頭を鍛える手軽な練習方法、それは「メモ書き」です。メモを書くと自意識を取り払い、素直にものを考えられるようになります。ただし上記のような状態になるには、1分間で1件4~6行、各行20~30字、毎日10ページ書くことです。
これを3週間から1ヶ月続けると、頭にどんどん言葉が浮かぶようになり、メモよりも早く言葉が湧いてくる。頭の速さに手の動きがついていけず、もどかしく思いながらアウトプットし続けることになるのです。

身近にある、A4の用紙とペンがあればゼロ秒思考が身につくならばやらない手はないですよね!これでどれだけ私の頭の回転が早くなるのか今からワクワクです。
これを続けられるのかが心配ですが、、強い意志を持って頑張ります!
私が目指す理想の指導者像の中に、"頭の回転が早く、正しい状況判断ができる先生"というのがあります。
米田功体操クラブには、そのような尊敬できる先生方がたくさんいます。私も指導者の一員として、子どもたちにとって最良の選択ができるよう、私自身もっともっと成長していかなければいけないなと思います。自分に欠けてるものは何か理解し、改善し、子どもたちの笑顔が教室中に溢れるようにこれからも頑張っていきます!