こんにちは。
久しぶりのブログです。よろしくお願いします!
新年が明けたと思っていたらもう2月ですね。『1月は行く(往ぬる)、2月は逃げる、3月は去る。』とよく言いますが・・・まさに実感しています。このまま2月も逃げるように早そうです。
米田先生のブログにもありましたが、今年度は3月末で長くクラブを支えてきてくれた先生が退職されます。本当に長い時間を共有し、良いことも辛いことも一緒に悩みながら、楽しみながら進んできた仲間なので、ただただ寂しい気持ちでいっぱいです。
新しい道にチャレンジすることを応援したいと思いつつ、本人が選んだ道だから「仕方ない」と思ってしまう・・・まだまだですね。(笑)
後少しの時間ですが、沢山の事を共有して次の先生方に大切な事を伝えて欲しいと思います。私自身も心の準備をしたいと思います。
さて、今回私が紹介したい本は「マンガでわかる!一生折れない自信の作り方」です。
実はこの本、以前に幸輝先生も読まれていてブログを書いています。その本をさらに分かりやすくした、漫画バージョンを今回は紹介したいと思います。
この本は、先日アチーブメントの研修に参加した際に「大切な人に本を贈りましょう」と言われ、アシスタントの方に「小学5年生に分かるお勧めの本はありますか?」と聞いたところこの本を教えていただきました。
実際に娘(小学5年生)にプレゼントし感想を聞いたところ、「面白かったけど難しかった」と言っていました。マンガで表現されているとは言え、内容は自信とは何か?自信をつけるためのプロセスとは?といったことが営業職を通して描かれ、さらには人生につながる内容になっているので普段あまり本を読まない娘にとっては少し難しかったのかもしれません。そんな娘にとっていいきっかけになったのでは?と思うことをいくつか挙げたいと思います。
◆自信をつけるためには・・・
1、まずは自信をつけるための情報に触れる「知る」こと。
2、次に理想と現実のギャップを「わかる」ことで自分の課題が見えてくる。
3、課題が見えたら「おこなう」ことが大切。
4、おこなうだけでなく、「できる」ようになるなで磨き続ける必要。
5、最後に自分ができるようになったら、自分のものだけにせずに「わかちあう」こと。
人間の能力開発には5つの段階がある。
「知る」→「わかる」→「おこなう」→「できる」→「わかちあう」
とあります。
この観点からいくと、娘はまず自信の作り方を教えてくれる本を「知る」ことができたのかな、と思います。いつか自分と向き合うことに直面した時にまたこの本を読み返して、「わかる」ところから進んで行ければいいのかな。と思っています。
私の場合、指導や教育、組織など様々なことを考えるなかで、「おこなう」ことにいつも躊躇しているように思いました。米田先生や周りの先生方の行動力に助けられています。
「おこなう」前に、これはみんなに当てはまることなのかな?本当に正しい選択なのかな?と不安があるから行動が遅くなる。つまり自信に繋がるほどの「わかる」理解が持てていないのだと思います。本の中では、
“自信は自分の思考(思っていること)を実現した回数に比例して形成されていきます”
“自信形成には常日頃から「自分が思っていること」と「していること」を一致させる習慣を持つことが大切なのです。
とあります。
自分の言動に自信を持って、責任を持っていけるように今日できることから、さらに深く物事を見て行動していきたいと思います。
◆自信の正体
そもそも自信とはなんでしょう?文字どおり、自信が「自分を信じる力」であるならば、本人が自分の能力や可能性をどれだけ信用しているかで、自信のあるなしは決まります。つまり、自信の正体とは、自分自身をどう見ているのかという解釈、思い込みなのです。
とても面白いなと思いました。
自信をつけるための具体的な行動・思考が紹介されている中で、「思い込み」という言葉が出てくるんですね。自分自身への信頼感、自己肯定感、自己理解力。全て答えは自分の中にある。といわれている気がしました。何をどう解釈するか、日々の出来事を否定・マイナスの解釈から前向き・プラスの解釈に変えていけるかが自信に直結しているということですね。
この本を読んで、子どもたちが自信をつくるきっかけに溢れている環境にしていきたいと改めて思いました。
どうすればできるようになるか?を知り、今どうなっているかを理解し、チャレンジする。
何度も練習し、「できる」を積み重ねる。その次はお友だちに「こんな風にするとできるよ」と声をかけてあげられる。一つの成功がもっとやってみよう!できる気がする!私なら!そんな考えが持てるような場所にしていきたいと思います。
2023年もよろしくお願いします!
小川 奏