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スタッフブログ

2023.07.08
『喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと』
本格的に暑くなってきましたね。
体育館で動く子どもたちも9.10回目の授業は汗だくで真っ赤な顔をして頑張ってくれてました。
そんな子どもたちを「大丈夫かな」と心配しつつも「いっぱい汗かいてるー!いいぞー!」と本来の子どもらしい姿をうれしく思っている自分もいました。
これからが暑さも本番ですが、暑さに負けず楽しく頑張っていきましょう!

さて、今回私が読んだのは
「喜ばれる人
   に
 なりなさい」
という永松茂久さんが書かれた本です。
本も終盤に差し掛かり、永松さんが「人は話し方が9割」「人は聞き方が9割」といった本屋さんで必ず見かける本を書かれている方だと知り、なんだか申し訳ない気持ちになったのはさておき(笑)、私は人としての「幸せ」だったり「幸せ」にまつわるスピリチュアルな事がかなり好きなんだろうなと自覚しました。

そもそもなぜ、私がこういう本に惹かれるのか…決して自分が「幸せ」でなかったからではなく、子どもの頃も今もずーっと「幸せ」だからだと思います。
嫌な事も逃げ出したい事も、今までいろんなマイナスな事がありましたがそれも全部ひっくるめて「幸せ」だったなと思えるのはなぜかを知りたいから、そしてみんなに「幸せ」になって欲しいからかなと。

それは、今まで私が出会った全ての人のおかげだなとこの本を読んで改めて思いました。

「喜ばれる人になりなさい」

本の中では何度もこの言葉が出てきます。

喜ばれるとは、自分の声を聞くということ。
本来の愛に包まれた自分に気づくこと。
自分の人生の指揮権を自分が握るということ。
自分の人生を生きるということ。

と本には書かれていました。
喜んで欲しいのは他者なのに、人を喜ばせるのに必要なのは最終的には自分。
複雑なようで単純なようで奥が深いです。
そして続いてこうも書かれていました。

人の目ばかり気にして自分を生きてない人は究極的に人を愛することはできない。
「喜ばれる人」になると決め、自分を生き始めた時から全てが愛に変わる。
「喜ばれる人になりなさい」とはつまりは「自分の人生を生きなさい」ということなのだ。

自分の人生を精一杯生きている人は人から応援され、それを見た人は感動や元気や幸せをもらい、憧れや希望や尊敬を抱く。
これはスポーツ選手やTVで見る人に限らず、お父さん、お母さん、子ども…全ての人に当てはまる事だと思います。
思えば、私の周りには今を精一杯生きている人が多いです。
両親、兄妹弟、夫、2人の子ども、上司、同僚、授業に来てくれる子どもたち、保護者の方々…私を取り巻く人たちはいつも一生懸命です。だから「幸せ」なんですね。だから自分も頑張ろう、恩返ししたい、どうやったら喜んでもらえるかを考えるんだと思います。

なんだかすごい所に話が行った気がしますが、この本と出会ってシンプルに1人の人間として1日1日を大切に生きようと思いました。
妻、お母さん、先生、子ども、先輩、後輩…私には色んな側面がありますが西村由貴として精一杯生きる。
そんな私を見て周りの人が「幸せ」になってくれたら、これ以上嬉しい事はないです。

表紙の帯にも書いてありますが、この本を読むと絶対にお母さんに連絡したくなります。私もしました。「お母さん、元気?幸せ?」と。
なぜかはぜひ読んで確かめてみてください。ただ、泣いてしまうので電車の中で読むのはおすすめしません(笑)母の愛、家族の愛は偉大です。

「喜ばれる人になりなさい」
そうなれるように、私なりに頑張っていこうと思います。

西村由貴