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スタッフブログ

2024.06.04
『いい言葉は、いい人生をつくる』
みなさん、こんにちはスイミングコーチの齋藤美紀です。
新年度になって3カ月が経とうとしていますが、新しい環境に変わった子どもたちも新しいお友だちができ、生活リズムにも慣れてきたのではないでしょうか。スイミングも4月から少し体制に変化があり、気持ちを新たに頑張っていかねば!と思っています。

さて今回、私が読んだ本は『いい言葉はいい人生をつくる』です。
この本は精神科でもある筆者が、出会った人との体験や気に入った言葉と出会う度に手帳に書き留めていた言葉を紹介しながら、人生の楽しみ上手になるコツやヒントとなる考え方を教えてくれる内容となっています。この中で素敵だなと感じた部分を少しご紹介していこうと思います。
『〝出来ること〟が増えるより〝楽しめること〟が増えるのがいい人生』
この言葉を最初に観た瞬間になんて素敵な表現なのだろうと気持ちがウキウキ・ワクワクするのを感じました。
最初に、楽しめることが増える=嬉しい・笑顔という楽しそうなイメージの言葉が思い浮かんだからです。そしてその後に感じたのは、出来ることが増える=努力・苦しいという言葉が思い浮かんだからだと思います。
スポーツや勉強、何事も出来ることが増えるのは素晴らしく嬉しい反面、出来ないことがでてくると苦しく嫌になる。でも楽しめることや楽しめる方法を見つけ出せると嫌になることも無いし、力が湧いてきそうな感じがしませんか?
この本では決して楽しい事や好きなことのみしていけばいいと言っているのではなく、どんなことも楽しんでしまう楽天的な発想や自分なりの楽しみ方を見つけ出せることがいい人生につながるのだと書いてありました。
日常起こっている状況に変わりはなくても使う言葉をちょっと変えてみるだけで感覚や捉えかたに違いが生まれ見え方も大きく変わります。生真面目に思いつめる傾向のある私には、発想を転換するとはこういうことかもしれないと気づきをくれた言葉と出会えた瞬間となりました。常にポジティブ思考でいることは難しくても日々のちょっとしたできごとを楽しめる力や発想力を持ちたいと思いました。

『高度な目標に何度も失敗するより、適度な目標を何度も達成しよう』
クラッシック音楽に興味のない人でも学校の音楽授業で必ず習い誰もが知っている偉大な作曲家モーツァルトは『望みは持ちましょう。でも望みは多すぎてはいけません』という言葉を残したそうです。多くの有名な曲を生み出した作曲家がこんな言葉を言っていることに驚きでしたが、私の知っている数少ないモーツァルトの曲は穏やかで美しい曲に感じるのはこんな少し余裕を残した部分にあったのでしょうか。
最初から、あまりに高い望みを持ちすぎると上手くいかなかったり、叶わない時に不満が大きくなったり、落ち込んだり、自分を責めるような状態にもなったりするのです。そうあってほしい100%の状態から少し引いた60%や80%で挑戦を続けることで心にも余裕が生まれ、喜ぶ感覚や幸せな気持ちになれるのかもしれません。
「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」なんて名言もありますが『適度な目標を何度も達成しよう』についてここでは高山に登る際の「高度順化」に例を出して説明してくれています。高山に登るときには必ず通過点の数カ所に数日滞在をしながら少しずつ登り、体を慣らしていくのだそうです。そして少しずつ高い場所に登ると山々がはっきり見えてきてさらによく見える場所まで行きたくなる。次にはもう少し高い所まで・・・。こんな心の高揚感も味わえるのだそうです。
確かに! この説明を読んだときには心の中でこう叫んでいました。実際、最初からいちばん高い地点を目指そうものなら高山病にやられ、ひどい場合は生命にも危険が及ぶのだとか。そう考えると最初に持つ望みや目標は小さなものでもよくて、高度順化をしながら次第に自分をレベルアップしていくことは逆に高度なテクニックとも言え、少しずつ登っていけば常に自分の現状に満足感を感じながらも徐々に高い目標に到達できるのではないでしょうか。大きな夢や目標はなかなか思い浮かばないのですが、小さな夢や希望は少なからず持っています。まずこの小さな希望を私は大切に持ち続けられるようにしたいと思います。

4月より未就学児の子どもたちに10個のテーマについて話をすることになりなした。10個のテーマは大人でも実践できているだろうか・・・常に自問自答する言葉ばかり。そんな私の言葉が伝わるのだろうかと思っていましたが、〝今〟は理解できなくても「将来(成長した後の人生)ちょっとした機会に思い出してくれたら嬉しいな」との想いも込めて、日々の活動の中で〝苦手〟〝無理〟とつい思いがちな事でも言葉や発想を膨らませ自分なりの楽しみ方や合った方法を見つけて「楽しい」「もっと」と思ってもらえるように伝え続けていけたらなと思います。

齋藤美紀