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スタッフブログ

2019.01.23
『すぐやる!「行動力」を高める〝科学的な〟方法』
こんにちは。佐藤亘です。
今回、私は『すぐやる!「行動力」を高める〝科学的な〟方法』という本を読みました。
私は昔から、夏休み残り一週間になってやっと宿題をやり始める。。。そんなタイプで、何事も『すぐにやる』という習慣が無いまま、期限ギリギリになってバタバタすることが多いです。

今まで何度も『すぐにやらなきゃ』、『すぐにやれるようになった方が楽なのに』と思いながら、変えられずにいました。
今度こそ変わるためにできることはないかと思い、この本を選びました。


この本では、性格ややる気(精神論)などを変えるのではなく、脳の働きを『すぐやる』方向に仕向けるための方法などが書かれていました。内容を自分なりに要約して紹介します。

●脳をすぐやるモードに変えるためには、そもそも問題が起こらないようにすることが大事
『やらない』、『できない』状態になってから「やらなきゃ」と自分を奮い立たせるには強い意志が必要で「面倒くさい」、「後でいいや」という考えになるのは自然なことです。『すぐやらない』、『できない』状態にならなければ意志の力は必要無いので、自分自身が頑張るのではなく、自分の脳が動きやすいように仕向けることが大切ということです。
脳は、見る(視覚)・聴く(聴覚)・触る(触覚)ことから情報を仕入れて、次の行動を予測・判断します。
まずは直面してる課題と関係ないことを視界に入れないことが大事です。
例えば、家に帰ってから書類の整理をしなければいけない時に、見たい番組があるわけでも無いのに何気なくテレビをつけてしまったり、調べたいことがあるわけでもないのにネットニュースを何気なく確認しているなど、書類の整理とは関係ないことに一度手を出してしまうと、本題に対して「やらないと」という意志が必要になってしまいます。そうなる前に完璧でなくても良いから、中途半端にでも本題に手をかけておくことを習慣づけると、脳はすぐやるスタンバイをし始めるようになります。


キリの良いところで終わるより、少しだけ進めんだキリの悪いところで終わった方が、次のやり始めがスムーズになるということですね。すぐやるモードにする一番シンプルな方法でした。

この本の話の中で、『すぐやる』のためよりも、興味が湧く話もありました。
『百聞は一見にしかず』と言うように視覚から得る情報は、脳への影響力がとても大きいです。
例えば縄跳びをしたことがない子の正面に立って、「こうやって跳ぶんだよ」とお手本を見せる。こんな場面はよくあることだと思います。しかし、この時に正面で見せるより、横並びに立って見せる方が、情報処理にかかる負担を減らせるそうです。正面から見たものは頭の中で左右を反転させた姿をイメージしないといけないからです。
授業の中でもたくさんのお手本を見せて、良いものと悪いものを理解させようとしたり、やる内容、順番を伝えようとしています。技や動きによっては向きを意識して見せることが大切になる時もあるな。と気付かされました。

また、脳の中で『言う』ことと、『体を動かす』時に使っている部位は同じだと言います。自分が発した言葉と体の動きは密接に繋がっているということです。
そして、体の動きに関する言葉は
①表面的な言葉
②客観的な言葉
③経験的な言葉
の三つに分類されます。

リハビリテーションの中での実例として、脳の損傷で右手が動かなくなった患者さんに、「腕を上げて」と言っても「力が入らない」(主観的)「動かない」(客観的)という言葉が返ってきます。その時に「どんな感覚ですか?」と聞くと、「鎧を着ているようです」(経験的)と答えました。では、その鎧を着たまま腕を動かしてみてください。と言うと、僅かに変化が出るそうです。

③の経験的な言葉を多く用いて表現をしていると、イメージがより鮮明になり、記憶としても強く根付いたり、動きの習得を早めることができるそうです。
体操は読んで字のごとく『体を操る』のが体操です。ただ技術を伝えたり補助をするだけでなく、子どもたちに自分たちの言葉で、自分たちの感覚を表現させることで、それぞれの『できた!』に繋げることができるように言葉掛けを選んでいけるようにしたいと思いました。


今回、この本を読んでみて、『すぐやる』という自分への課題と向き合うだけでなく、子どもたちと向き合う時にも活かせるような話があり、興味を持って読み進めることができました。
まずはこの本から学んだこと、知ったことを頭に入れて、授業の中でも活かせそうなことを『すぐ』に実践していきたいと思います。