こんにちは!
浜砂先生です!
寒かったり…暖かかったり…気温と服装の変化が賑やかな日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今年も花粉の影響が大きいようですが、鼻をずるずるさせたり、目を腫らしたりしてるにも関わらず、元気に体操教室に来てくれる子どもたちにいつもエネルギーをもらっています。
そんな中、サポートしてくださる保護者の皆様にも感謝感謝です!(*^^*)
余談ですが…
花粉症には、ヨーグルトに含まれる乳酸菌(善玉菌)の働きが効果的で、腸内細菌のバランスを整え、花粉症の症状を和らげてくれるとのことです。
特に胃酸で分解されずに、腸まで届くタイプのものがおすすめだそうなので、朝ごはんのおともにいかがでしょうか?
また、マスクの着用の仕方次第では花粉を吸い込む量を6分の1まで減らすことができるそうです。
食生活、睡眠などの生活習慣の見直しも免疫力低下を防ぐことができるので、健康のために心がけていきましょう!(^^)
前置きが長くなってしまいましたが、今回私が選んだ本は、イラストレーターであるヨシタケシンスケさんが描かれた作品。
『りゆうがあります』
という絵本です。
気づいたら鼻をホジホジ。
貧乏ゆすりがやめられない。
イスの上でジタバタジタバタ。
味もないのにストローをガジガジ。
子どもたちが"つい"やってしまうクセの数々。
行儀が悪いからやめなさい!
騒がしいからやめなさい!
汚いからやめなさい!
ついついやってしまう子どもたちも、きっとやってはダメな『りゆう』はわかっているはず。
それでも、自分たち大人をどうにか納得させようと絞り出される子どもならではの『りゆう(言い訳)』。
わが子となると、『なーにいってんだ…』と呆れてさらに言い負かそうとしてしまいがちですよね。
ヨシタケシンスケさんからのメッセージにはこう書かれていました。
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クセは大人にだってあるし、そんなに目くじらを立てなくてもいいのではないか?それよりも、子どものかわいいウソを頭ごなしに否定するのではなく、ちゃんと最後までつきあってあげる余裕こそが、本来親子関係に必要なものではないだろうか?ということがテーマのひとつになっています。
読み終わった後に、親子でお互いのクセの話やそれぞれの理由について、楽しく話し合ってもらえたら嬉しいです。
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きっと、私たち大人にもついついやってしまうくせがあるはずです。
指をポキポキ鳴らしたり、
イスに座る時足を組んだり、
ふとした時にため息をついたり、
『よっこいしょ』っていってたり…。
考えれば考えるほど、ついついやってしまうクセが思い出されますね。笑
大人は子どもの鏡…なんだか恥ずかしい。
もちろん子どもたちを守る為に大切なこと、必要なことを事前に伝えていくのが役目だと思います。
しかし、自分たちで考えて気づくことや感じることの幅を狭めないようにすることも私たち大人の役目です。
ストローを噛むと吸えなくなる?
いや、もしかしたらちょうどいい長さになるかも?
貧乏ゆすりをすると音が気になる?
いや、もしかしたらいい運動になるかも?瞬発力も上がっちゃったりして?!
鼻をホジホジすると手が汚れちゃうしバイ菌が…?
いやいや、もしかしたら気付かないうちに落っことして部屋を汚さないようになるかも!!
考え方は老若男女問わず十人十色。
ダメな理由を探すだけではなく、『もっとこうするといいんじゃない?』が伝えられるようになると素敵ですよね。
ストローが気になるなら直接飲むのに挑戦しちゃう?!
貧乏ゆすりで運動するなら、足をあげて腹筋大会!
鼻の中が気になる前に、ティッシュで鼻をかもうね〜の一言!
そんな風に伝えられる大人って、やっぱり素敵でかっこいいよなぁと思います(o^^o)
子どもなりの柔軟で自由な考え。
『一生懸命考えたんだな』
『子どもなりの真剣な考えがあるんだな』
そんな風に寄り添えるような大人になりたいなと思わせられる、そんな一冊。
ヨシタケシンスケさんの作品は大人も楽しめるものばかりです!
皆さんもぜひご家庭でご覧になってみてください!
これから春を迎え、たくさんの環境変化と戦う子どもたちの為に、体操やスイミングを通じて選択や考え方の幅、限りない可能性を広げられるように向き合っていきたいと思います!o(^o^)o
浜砂慎吾