『親が読む子どものための一生折れない自信のつくり方』
皆さんこんにちは!
大村幸輝です!
日々子どもたちと関わる中で、技術の上達だけでなく、「子どもたちの心をどう育てていくか」を考える機会が多くあります。
できなかったことができるようになる喜び。
失敗しても諦めずに挑戦する姿。
そして、自分自身を信じる力。
そんな子どもたちの成長に関わる立場として、今回の本から多くのことを学びました。
本書を読んで特に印象に残ったのは、
「子どもを変えようとするのではなく、自分自身の関わり方を変えること」
という考え方です。
子どもの行動をコントロールするのではなく、子ども自身が考え、選択し、成長していけるように支援すること。
今回は、その中でも特に印象に残った5つのポイントを紹介します。
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① 承認することの大切さ
本書では、子どもの自信を育てるうえで「承認」が大切だと伝えられています。
承認とは、ただ褒めることではありません。
結果だけでなく、その子自身の存在や努力、挑戦している姿を認めることです。
例えば、体操の練習でも、
「逆上がりができてすごいね!」
という結果への言葉だけでなく、
「最後まで諦めずに頑張っていたね」
「前よりもできるようになってきたね」
といった過程を認める言葉が大切だと感じました。
できたときだけ認められるのではなく、できなかったときにも自分の頑張りを見てくれている人がいる。
その安心感が、次の挑戦につながるのだと思います。
② 信頼関係がすべての土台になる
本書では、人間関係を良くするための「思いやりを示す7つの習慣」と、関係を壊してしまう「7つの致命的習慣」が紹介されています。
その中でも特に印象に残ったのが、
「相手をコントロールしようとしない」
という考え方です。
大人はつい、子どもに対して、
「早くしなさい」
「なんでできないの?」
「ちゃんとやりなさい」
と言ってしまうことがあります。
しかし、一方的に指示や注意を繰り返すだけでは、子どもが自分で考える機会を奪ってしまうことにもつながります。
だからこそ、まずは子どもの話を聞くこと。
そして、信頼し、励まし、支援すること。
これは体操指導でも同じだと感じました。
子どもたちが安心して失敗できる環境をつくることが、挑戦する気持ちや成長につながるのだと思います。
③ 子ども自身に考えさせること
本書を通して、改めて大切だと感じたのが「子どもの主体性」です。
大人がすぐに答えを教えたり、問題を解決したりするのではなく、子ども自身が考える機会をつくること。
例えば、練習がうまくいかなかったとき、
「こうしなさい」と答えを伝えるだけでなく、
「どうしたらできると思う?」
「次は何を意識してみようか?」
と問いかけてみる。
自分で考えて行動し、失敗しながらも改善していく。
こうした経験の積み重ねが、自信や問題解決能力につながると感じました。
もちろん、子どもの年齢や理解度によっては大人のサポートも必要です。
大切なのは、何でも大人が決めるのではなく、子ども自身が考え、選択できる機会を増やしていくことだと思います。
④ 他人と比較せず、その子自身の成長を見る
指導現場でも特に意識したいと感じたのが、比較についての考え方です。
同じ年齢でも、できることや成長のスピードは一人ひとり違います。
周りの子ができるようになると、どうしても比較してしまうことがあります。
しかし、大切なのは他人と比べることではなく、以前の自分と比べてどう成長したかということ。
昨日できなかったことに挑戦できた。
前よりも少し長く頑張れた。
失敗しても、もう一度やってみようと思えた。
こうした小さな成長を見逃さずに認めていきたいと感じました。
また、できる子と比較して焦らせるのではなく、一人ひとりの可能性を信じて関わること。
「その子にふさわしい成長でいい」
という考え方を、これからも大切にしていきたいと思います。
⑤ 叱ることと怒ることの違い
本書では、子どもを認めることの大切さだけでなく、必要なときには厳しく伝えることも重要だと書かれています。
これは、日々の指導でも大切にしている部分です。
子どもの気持ちを尊重することと、何でも許すことは違います。
人を傷つけること。
危険な行動をすること。
守るべきルールを破ること。
こうした場面では、きちんと伝える必要があります。
ただし、大人の感情をぶつけるのではなく、
「なぜいけないのか」
「どうすればよかったのか」
を子ども自身が理解できるように関わること。
そして、行動は正しても、その子自身を否定しないこと。
叱る目的は、子どもを従わせることではなく、成長につなげること。
この考え方を忘れずにいたいと思います。
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そして終わりに、本書の中で特に心に残った言葉があります。
「100点満点の親はいない」
これは親だけでなく、私たち指導者にも当てはまります。
どれだけ経験を積んでも、すべての子どもに完璧な関わりができるわけではありません。
時には伝え方を間違えたり、子どもの気持ちを十分に理解できなかったりすることもあると思います。
だからこそ、自分自身の関わりを振り返り、学び続けることが大切なのだと感じました。
子どもたちに挑戦することや失敗から学ぶことを伝えている以上、まずは自分自身がその姿勢を示していきたいと思います。
そして、体操を通じて技術を身につけるだけでなく、
「自分ならできる」
「失敗しても大丈夫」
「もう一度挑戦してみよう」
そう思える子どもたちを一人でも多く育てていきたいです。
これからも、一人ひとりの可能性を信じ、子どもたちと共に成長できる指導者でありたいと思います。
大村幸輝