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スタッフブログ

2016.05.01
『スターバックスの教え』
こんにちは、中村 周平です。
28年度スタートしましたね!新年度がスタートして、1ヵ月が経過しました。新しく通ってくれている子も、教室に慣れて笑顔が増えてきた感じがします!新しい出会いに感謝し今年も1年頑張ります!よろしくお願いします!

今回のスタッフブログは「スターバックスの教え(感動経験でお客様の心をギュッとつかむ!)」著者 目黒勝道さんの本を読んで、まとめてみました。


まず僕が感じるスターバックスですが・・・「落ち着いた良い雰囲気の中で、美味しいコーヒーを飲みながら、自分の時間を作ることが出来る」といった感じです。人それぞれ感じることは違うと思いますが、沢山の人がスターバックスを利用するのはなぜでしょうか?それは働く人がスターバックスのミッションや理念を共感し、理解していることがお店の雰囲気に出て、顧客のニーズに合っているのだと感じました。
スターバックス元役員のハワード・ビーバーは「私たちはコーヒーを売っているのではない。コーヒーを提供しながら人を喜ばせるという仕事をしているのだ」と語っています。
人を喜ばせるにはどうすればいいのか。それがスターバックスのミッション(使命)に凝縮されています。スターバックスでは、店舗に立つ前にこれらの研修を80時間掛けて実施し、理念や価値観を学ぶそうです。最初の研修では、OUR STARBUCKS MISSION(アワー・スターバックス・ミッション)について学びます。これは、スターバックスで働くうえで守るべき行動原則です。ミッションは6つあります。

・Our Coffee(アワー・コーヒー)
私たちは常に最高級の品質を求めています。最高のコーヒー豆を論理的に仕入れ、心を込めて焙煎し、そしてコーヒー生産者の生活をよりよいものにすることに情熱を傾けています。これらのすべてにこだわりをもち、追及には終わりがありません。

・Our Partners(アワー・パートナーズ)
情熱をもって仕事をする仲間を私たちは「パートナー」と呼んでいます。
多様性を受け入れることで、一人ひとりが輝き、働きやすい環境を作り出します。常にお互いに尊敬と威厳をもって接します。そしてこの基準を守っていくことを約束します。

・Our Customers(アワー・カスタマーズ)
心から接すれば、ほんの一瞬であってもお客様とつながり、笑顔を交わし、感動経験をもたらすことができます。完璧なコーヒーの提供はもちろん、それ以上に人と人のつながりを大切にします。

・Our Stores(アワー・ストアーズ)
自分の居場所のように感じてもらえれば、そこはお客様にとって、くつろぎの空間になります。ゆったりと、時にはスピーディーに、思い思いの時間を楽しんでもらいましょう。
人とのふれあいを信じて。

・Our Neighborhood(アワー・ネイバーフッド)
常に歓迎されるスターバックスであるために、すべての店舗がコミュニティーの一員として責任を果たさなければなりません。そのために、パートナー、お客様、そしてコミュニティーがひとつになれるように日々貢献しています。私たちの責任と可能性はこれまでにもまして大きくなっています。私たちに期待されていることは、これらをすべてリードしていくことです。

・Our shareholders(アワー・シェアーホルダーズ)
これらのすべての事柄を実現することにより、共に成功を分かち合えるはずです。私たちは一つひとつを正しく行い、スターバックスとともに歩むすべての人々の繁栄を目指していきます。

スターバックスのコア・イデギオロギー(基本理念)は「お客様に感動経験を提供して、人々の日常に潤いを与える」と書かれてありました。ここでのポイントはコーヒーを通じて、お客様に「感動経験や心理的な潤い」という付加価値を与えることが出来るかということだと思います。その為には、コーヒーの味、お店の雰囲気、働く人の人間関係や仕事への誇りなどすべてがマッチしてスターバックスが成り立っていると思いました。


この考えは体操にも、すごく共通します。米田功体操クラブは“子どもたちの可能性を広げたい”という理念のもと、運動が苦手な子も得意な子も楽しんで好きになる体操教室を実施し、また人生において大切な考え方も体操を通じて伝えるという理念のもと、スタッフは働いています。その為に指導者が意識していることや実行していることは、以下のような内容を意識しながら子どもたちと接するようにしています。

■明るい雰囲気づくり
カラフルな器具を使い、ポップな環境の中で、雰囲気から子どもたちや保護者に楽しそうと感じて貰える雰囲気を作る。

■子どもたちが楽しめるプログラム
少し難しいことにチャレンジする。スピーディーに動く。ドキドキ感を与えるなど変化を加えて、子どもたちのプログラムを考え指導する。

■プラスの言葉がけ
小さな変化を見つけ、良いところをどんどん褒める言葉掛け。教室の中での「小さな変化を褒めて」承認してあげることで自己肯定感を高め自信をつける関わりを心がける。

■指導者の演出
教室中の見本を見せる時に子どもたちが、ワクワク・ドキドキする。またカッコいいと感じて貰える見本を見せる。

■メリハリのある教室。
スピード感(運動量)・変化(動きに変化があるか)・雰囲気(ダラダラしていないか)
など子どもたちの、動きを見ながら教室を進め、保護者の方が見ていても楽しいと感じて貰える教室を意識する。

■10個のテーマ
①あいさつをする。
②人の話を聞く。
③夢を宣言する。
④目標を持って練習する。
⑤失敗しても下を向かない。
⑥プラスの言葉。
⑦挑戦する。
⑧上手な人のマネをする。
⑨全力で頑張る。
⑩最後まで諦めない。
毎回、教室の最初にみんなで1つだけテーマを読みます。教室は年間40回あるので、1年間に4回はこの文字を言葉にして読み、人生において大切な考えを、教室を通じて「記憶して貰える」ように伝えています。このテーマが通ってくれたみんなの記憶に残り、成長に合わせて、活きてくると信じています。このように米田功体操クラブでは、子どもたちに体操を通じて「身体を動かす楽しさ伝えながら、技術の向上を図り」また「人間性」を高める為に必要な種を、教室の中で伝えていきたいと思っています。


その為には・・・・・
身体を楽しく動かしながらも、技術が上達するプログラムを考え、スタッフ同士がお互いに尊敬と威厳を持って接する。また相手を良く観察し、小さな変化を認めることで、自己肯定感を高める関わり方をし、体育館の雰囲気、指導者の雰囲気から、明るく楽しいと感じて貰える雰囲気を作る。
スタッフ、子どもたち、保護者が一つになれるような教室を心掛ける。
これらの事柄を実現することにより、“子どもたちの可能性を広げたい”という理念のもと、運動が苦手な子も得意な子も楽しんで好きになる体操教室を実施し、また人生において大切な考え方も体操を通じて伝えるという理念に精通して、教室に参加している子どもたちの成長や、家族の幸せに繋がっていくと信じています。そう考えると、より1時間の関わりが貴重になり、体操を教えること、子どもたちに関われる仕事は、素晴らしい仕事だと誇りに思います!!

まずは自分自身を高めながら、頑張っていきたいと思います!
中村