HOME > スタッフブログ > 『心のコントロール』

スタッフブログ

2015.07.27
『心のコントロール』
こんにちは。今回のスタッフブログは、瀬尾はやみです。

先日の女子サッカーワールドカップ、ご覧になりましたか。私は試合を見るたび感動していました。
やっぱりスポーツは人の心を動かしてくれますね。中でもオーストラリア戦の岩淵選手のゴールやアメリカ戦の最後の最後までボールを追いかける選手の姿には「最後まで諦めない勇気」をもらいました。同じ女性の活躍する姿に元気をもらい、サッカーが好きになりました。今後の試合も見るのが楽しみです。

さて、今回のブログのテーマは『心のコントロール』です。

スポーツは競技者になると
初めは、「楽しい」「もっとやりたい」という感情を持っていたはずなのに、いつの間にか「きつい」「怖い」「痛い」という感情が上回ってくるときがあると感じます。
私はこのクラブで選手指導を始めて2年目に入りました。
指導していくうえで自分の心のコントロール、子どもたちの心のコントロールは難しいと感じています。子どもたちは体操を通じて、きついこと、痛いことに頑張って取り組んでくれていますが、時には「きついから」「怖いから」という感情から「やりたくない」と思っていることもあると思います。

こんなことを最近思いながら本屋さんに行って目に映ったのが松岡修造さんの本です。
松岡修造さんと言えば「熱血、気合、応援」というイメージが強いですよね。
そんな松岡修造さんですが、始めから今のイメージのような熱血な方ではなかったようです。反対に昔は消極的で弱い人間。選手時代は決断力がなくそれがプレーにでたり、怪我や病気でテニスができなくなったり、いろんな挫折を繰り替えされてきたようです。そんな松岡修造さんはどんな考えを持ち、今の熱血な指導者になられたのか、興味があったので今回「挫折を愛する」という本を読んでみました。

その中で特に印象に残ったのが『性格は変えられなくても、心は変えられる』という部分です。
--------------------------------------------------------------------------
『性格というのは、人それぞれが持って生まれた感情や意志の中の傾向なので変えることができないと思っています。宿命のようなものなので自分のことが嫌いでも受け入れるしかありません。けれど、心は変えることはできます。心というのは、知識・知恵・感情・意志などの総体なので、知的刺激を自分に与えたり、経験を積んだり、感情をコントロールしたり、なりたい自分や達成したい目標を明確にすることによって変えることができるのです。よく、性格と心を混同して「私はすぐにあきらめてしまう性格です」という人がいますがすぐに諦めてしまうのはその人の性格ではなく心です』

と書かれていました。
--------------------------------------------------------------------------


性格は変えることはできないけれど、心は変えることができる・・・すごく心に響いてきます。

選手指導で考えると指導者は
「この子は怖がりだから、根性がないから、できないのも仕方ない」
と決めつけてしまったり、

子どもたちは
「私は怖がりだから、できない」と思い込んでしまったり、

こういうように〈性格=心〉と決めつけてはいけないですね。

そして書いてあったように心は経験を積んだり、感情をコントロールしたり、なりたい自分や達成したい目標を明確にすることによって変えることができるようです。
指導者としては、子どもたちに指導者の思う練習やトレーニングをさせることだけでなく、そこに意味を伝えていけると子どもたちも明確な目標がわかっていくと思います。
それが「トレーニングがきつい」「鉄棒が怖い」「柔軟が痛い」という感情から「ここで頑張れたらつよくなるかも!」「できるかもしれない」「怖さもあるけど1回やってみよう」という気持ちへと自分の心をいい方向へ感情をコントロールできる子たちになっていくと思います。
また、私は選手指導について瀬尾先生や奏先生に話を聞くことが多いです。
瀬尾先生はマイナスな感情をあまり気にせず、やらなきゃいけないことを前提に指導をされているなと思います。なので、子どもたちも「頑張るしかない」「頑張るのが当たり前」と自然に思うのかなと感じます。奏先生はマイナスな感情そのものが出てこない指導をされているなと感じます。気づいたら「良くなった」、「頑張れた」と自然に子どもたちは思っているのかなと感じます。

子どもたちの心をコントロールするのも、指導者の腕ですね。

身近に一度選手を育ててきた先生方もいらっしゃるので話を聞きながら、自分のやり方を見つけていければと思っています。嫌なこと、苦しいことがあると目の前のことが嫌になってくるのは誰にでもあることだと自分に言い聞かせ、良い方向へと心をコントロールできるようにやっていきたいと思います。